介護

介護保険を誤解している人が多い

特に独り暮らしや家族と疎遠の高齢者の方は介護保険の情報が入らず、介護保険を知っていても介護保険は使いたくないと思っている方もいます。

 

でもでも、介護保険を利用する為に、わたし達は40歳を過ぎてからずっと、介護保険が必要になった時介護保険を利用するときのためにお金を払ってきてるんです。

年金はしっかりもらわなければと思うと思いますが、介護保険のサービスもしっかりしてもらうのは恥ずかしいことでも迷惑なことでもないのですよ…

 

 

何故、介護保険を利用したくないのか

 

・はずかしい(*ノωノ)

・人の世話になりたくない(`・ω・´)

・はたまた、家や資産をとられると思っているかもしれませんΣ( ̄□ ̄|||)

・そもそも、介護保険が利用できることを知らない。

 

 

意外と身の回りでよく聞く話が、介護は子供がするもので、施設に預けるのはとんでもない、と言う話。

ほとんどの人は、子供にも迷惑をかけたくないと考えていると思いますか、他人に迷惑をかけるくらいなら・・・というとこらでしょうか?

 

他に理由があるかもしれませんが

 

 

わたしの母親もそんな考えでおりますので、父の介護サービスの利用がうまくいかない状況です。どうしたらよいのでしょうか…。

子供が半狂乱になって説明しても、聴く耳持たない状況・・・独り暮らしの高齢者の方はなおさら誤解しているままの方が多いのではと思います(;´・ω・)

 

昔の老人ホームというイメージもよくありませんでしたよね

母は特に介護保険=「老人ホームの入り口」みたいになっているようです

 

現在の介護保険料

(私たちが市町村に支払っているお金)

 

40歳から、今だとだいたい5000円とします

65歳から使えますので

(特例があり、40歳から利用できる場合もますよ→特定疾病に該当する方)

特定疾病(16種類)

特定疾病(16種類)

がん末期(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)

筋萎縮性側索硬化症
後縦靭帯骨化症
骨折を伴う骨粗しょう症
多系統萎縮症
初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症等)
脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症
早老症(ウェルナー症候群等)
糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
脳血管疾患(脳出血、脳梗塞等)
進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
閉塞性動脈硬化症
関節リウマチ
慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎等)
両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

40~65歳まで、5000円×25年=150万円

年齢により過去に支払っていた額が違っていたり、今後は支払額が上がるようなので、多少の変動がありますが。

 

そして、65歳を過ぎても介護保険は年金から天引き等されて、ずーーっと払い続けているのです

(注意:支払いの額は収入により大きく変わってきます)

 

 

 

生活保護を受けていても介護保険を利用できる

 

生活に困って生活保護を受けている方もいると思います。生活保護を受けている人も介護が必要な状態になることがあります。

介護サービスの支払いの仕組みについて説明は難しくなりますが、45~64歳までは公的扶助でまかなわれ、65歳以上は生活保護の受給から保険料を支払っていることになります。法律で保障されています。

生活保護を受けていても、介護保険を利用することができますので、理解をしていただけるといいなあと思ってます。

注意!!)介護保険の利用する際に、生活保護の切り替えなどは慎重に行ってください。
以前可能だったことが不可能になっていたり、タイミングによっては大変な手間等が発生する場合があります。

 

 

☆介護保険の理解について

こんなふうにして、わかってもらえたよ、という話があったら是非教えてください